フースバル・ブンデスリーガ 1980-1981はドイツサッカー協会 (DFB) によって開催された男子全国最上位リーグの第18シーズン目である。FCバイエルン・ミュンヘンが連覇し、7回目のドイチャー・フースバルマイスターの座に就いた。
概要
1981年3月25日の第25節、当時首位に立っていたハンブルガーSVは、勝ち点3差で2位につける昨季王者バイエルンとの直接対決に臨んだ。HSVは66分までにフェリックス・マガトとホルスト・ルベッシュの得点で2-0と先行し、このまま勝てば勝ち点差を[5]まで広げられた筈だった。だがしかし、バイエルンは67分カール=ハインツ・ルンメニゲ、89分パウル・ブライトナーが決めて、天王山は2-2のドローに。翌週HSVはボルシア・ドルトムントに2-6で大敗し、そして第28節にはバイエルンが首位に立った。そして、最終節を前にHSVとの勝ち点差を4に広げて優勝を確定させ、ドイチャーマイスターの座を守った。
TSV1860ミュンヘンは、ホームでのフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦で0-3と先行されるも、残り30分で4点を決め、4-3で逆転勝利した。1860の得点者はいずれもルディ・フェラー。そんな劇的勝利があった一方、ゼヒツィガーたちは第30節で残留争いの直接的ライバル、アルミニア・ビーレフェルトとの一戦では、劇的逆転負けを喫している。88分まで2-1とリードしておきながら、そこから2-3で負けたのだった。
その昇格組ビーレフェルトを含めて、今季はノルトライン=ヴェストファーレン州の10クラブがブンデスリーガに所属し、同一州のクラブ数としては史上最多となった。しかし成績を見てみると、首位に立ったクラブは一つもなく、7位ボルシア・ドルトムントと9位VfLボーフム以外は、いずれもBクラスに沈んだ。
順位表
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得点ランキング
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FCバイエルン・ミュンヘンのマイスターマンシャフト
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主審
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脚注
参考文献
- ウルリッヒ・ヘッセ・リヒテンベルガー『ブンデスリーガ ドイツサッカーの軌跡』秋吉香代子 訳、バジリコ株式会社、2005年。ISBN 4-901784-92-7。




