コートニー・バーネット(英: Courtney Barnett、1987年11月3日 - )は、オーストラリアの女性シンガーソングライター。メルボルン出身。
略歴
オーストラリアのタスマニア州に生まれる。学生時代に学校の友人とロックバンドを組み、タスマニア大学ではアートと写真を学びながら友人と2人でカヴァーバンドを組む。その後ソロでの活動や他のバンドのセカンド・ギタリストとして参加。後にメルボルンに移住し、ライブハウスでアルバイトをしながらバンド「Rapid Transit」にギタリストとして在籍。Rapid Transitを脱退後、ザ・ダンディ・ウォーホルズのドラマーでもあるブレント・デボアが中心となっているバンド「Immigrant Union(イミグラント・ユニオン)」に参加。
2012年にレーベルMilK! Recordsを設立し、デビューEP『I’ve got a friend called Emily Ferris』を発売し、続いてセカンドEP『How To Carve A Carrot Into A Rose』を発売。楽曲「Avant Gardener」はピッチフォーク・メディアでベスト・ニュー・トラック、ローリング・ストーンで「2013年ベスト・ソング100曲」に選出される。2014年には2枚のEPを1枚にまとめた『The Double EP: A Sea of Split Peas』を発売し、同年のコーチェラ・フェスティバルに出演。また、NMEで「2014年最重要新人アーティスト14組」に選ばれる。
2015年3月18日、デビュー・アルバム『サムタイムス・アイ・シット・アンド・シンク、サムタイムス・アイ・ジャスト・シット』を発売。同アルバムのアートワークも自身で手掛けた。また、ローリング・ストーン誌の選ぶ2015年前半のベストアルバム45枚に選出される。3月19日にはサウス・バイ・サウスウエストに出演。
特色
左利きのエレキギターを演奏しながら抒情的な詩を歌うスタイルはしばしばカート・コバーンと比較され、リリシスト、ギター・ヒロインと紹介される事が多い。アコースティック・ギターをピックで弾くサウンドを嫌がった経緯からエレキギターでもピックを使わずに指でピッキングしている。影響を受けたアーティストはボブ・ディラン、ジョナサン・リッチマン、デヴィッド・ボウイ、PJ ハーヴェイ、パティ・スミスなど。
楽曲「Pedestrian at Best」はピッチフォーク・メディアにて「ニルヴァーナの『サーヴ・ザ・サーヴァンツ』とキンクスの『ユー・リアリー・ガット・ミー』の中間のようなサウンド」、「アーティスト初期におけるロック・ソングの傑作」と評され、ペイヴメントや1960年代のボブ・ディラン、バーズを引き合いにされる。
ディスコグラフィ
アルバム
EP
- I've Got a Friend Called Emily Ferris(2012年)
- How to Carve a Carrot into a Rose(2013年)
- The Double EP: A Sea of Split Peas(2014年)
シングル
- History Eraser(2013年)
- Pedestrian at Best(2015年)
出典
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- courtney barnett (@courtneymelba) - X(旧Twitter)
- courtney barnett (courtneybarnettmusic) - Facebook
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- Courtney Barnett - Tumblr
- milkrecordsmelbourne - YouTubeチャンネル



