石原 半右衛門(半右衞門、いしはら はんうえもん、1847年3月25日(弘化4年2月9日)- 1930年(昭和5年)2月20日)は、明治期の文部官僚・政治家。衆議院議員。

経歴

丹波国船井郡大戸村(京都府船井郡川辺村字大戸、園部町を経て現南丹市園部町大戸)で、江戸幕府旗本滝川氏家臣、地役人・石原三左衛門の二男として生まれた。

明治維新後、文部属、大阪専門学校雇、岩手県尋常師範学校長、京都師範学校幹事、京都府船井郡長などを歴任。

また、川辺村会議員、京都府会議員、同常置委員、平安遷都千百年記念祭協賛会評議員、第4回内国勧業博覧会評議員を務めた。

1890年(明治23年)7月の第1回衆議院議員総選挙(京都府第5区、1890年7月、大成会)で初当選し、その後、第6回総選挙まで4回再選され、最後は三四倶楽部に所属して衆議院議員に通算5期在任した。

国政選挙歴

  • 第1回衆議院議員総選挙(京都府第5区、1890年7月、大成会)当選
  • 第2回衆議院議員総選挙(京都府第5区、1892年2月、無所属)当選
  • 第4回衆議院議員総選挙(京都府第5区、1894年9月、大手倶楽部)当選
  • 第5回衆議院議員総選挙(京都府第5区、1898年3月、進歩党)当選
  • 第6回衆議院議員総選挙(京都府第5区、1898年8月、憲政本党)当選
  • 第7回衆議院議員総選挙(京都府郡部、1902年8月、無所属)落選
  • 第14回衆議院議員総選挙(京都府第5区、1920年5月、立憲国民党)次点落選

脚注

参考文献

  • 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』衆議院事務局、1918年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 第14回』衆議院事務局、1924年。
  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 京都府議会事務局編『京都府議会歴代議員録』京都府議会、1961年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。

石原倉右衛門殉難遺蹟

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アントニオ石原孫右衛門父子像

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