楠木神社(くすのきじんじゃ)は、群馬県館林市の神社。
歴史
楠木正成の死後まもなくに創建された。祭神の正成は1336年(建武3年)に湊川の戦いにおいて討死したが、正成の遺臣は正成の首級を持って落ち延び、当地において埋葬して祠を建てたのが当社の起源という。近くの宝秀寺が別当寺であった。
1872年(明治5年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられ、1892年(明治25年)に従来の「野木神社」から祭神に合わせて「楠木神社」に改称した。
1913年(大正2年)の神社合祀により、近くの10社(摂末社含む)が合祀された。1919年(大正8年)に「神饌幣帛料供進神社」に指定された。
交通アクセス
- 路線バス東部市営住宅入口停留所より徒歩4分。
脚注
参考文献
- 館林市史編さん委員会 編『館林市史 別巻 館林の寺社と史料』館林市、2020年
関連項目


