深山 祐助(みやま ゆうすけ、1945年(昭和20年)7月29日 - )は、日本の実業家。不動産会社の大手「株式会社レオパレス21」創業者。親族の創業した同業「株式会社MDI」で代表取締役会長を務めていた。レオパレス21前代表取締役社長の深山英世は、深山祐助の甥である。
略歴
長崎県壱岐市出身。1968年(昭和43年)拓殖大学商学部貿易学科を卒業。1973年(昭和48年)「株式会社ミヤマ」を設立。首都圏で不動産仲介業を行っていたが、1985年、敷金無料型賃貸マンションの「レオパレス21」事業を開始。バブル景気の1989年(平成元年)に社名を「株式会社エム・ディー・アイ(MDI)」に変更(Miyama Development Internationalの略)した。2000年(平成12年)再び社名を変更、賃貸マンションブランドと同じ「レオパレス21」にした。
2006年5月、レオパレス21社が入居者から徴収した手数料を売上げに計上せず過少計上し、この別管理の銀行口座から、創業者社長である深山祐助自身と、知人の企業に計47億円を貸付けていたことが発覚。深山は6月1日、私的流用の責任を取り辞任した。後任の社長に、拓殖大学の後輩である副社長の大場富夫が就任した
その後、深山祐助は「75歳になる(東京五輪開催の)2020年までは、自分のすべてを賭けて指揮を執る」ことを目指し、親族と2008年創業した不動産会社「株式会社MDI」(レオパレス21の前身と同じ社名)の代表取締役会長を務めている。(現在は代表取締役会長職を辞任し、顧問に就任している。)
なお、深山は代表取締役会長を務めるMDI名義で2011年10月13日、母校の拓殖大学に多額の寄付を行い、2012年にも個人名で拓殖大学に多額の寄付を行っている
関連項目
- 深山将史 - 祐助の長男で、レオパレス21の取締役を2008年6月27日退任。MDIを創業し、代表取締役社長を務めている(現在は代表取締役社長職を辞任し、会長に就任している)
- スマートデイズ - レオパレス21出身で、その後、MDIに入社した大地則幸が社長を務めた。女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」や男性向けシェアハウス「ステップクラウド」のサブリースなどを展開したが2018年破産
脚注
外部リンク
- 株式会社MDI(公式サイト)
- 株式会社レオパレス21(公式サイト)




