御手洗駅(みたらいえき)は、かつて福岡県糟屋郡志免町にあった日本国有鉄道(国鉄)勝田線の駅(廃駅)である。勝田線の廃線により、1985年(昭和60年)4月1日に廃駅となった。

歴史

  • 1941年(昭和16年)4月:筑前参宮鉄道の駅として開設。一般駅。地元の多々良製作所が筑前参宮鉄道に寄付したものである。
  • 1942年(昭和17年)
    • 9月19日:5社合併(九州電気軌道による他4社の吸収合併)により九州電気軌道宇美線の駅となる。
    • 9月21日:九州電気軌道が西日本鉄道に改称。
  • 1944年(昭和19年)5月1日:戦時買収により国有化。運輸通信省(後の日本国有鉄道)勝田線の駅となる。
  • 1961年(昭和36年)12月21日:貨物取り扱い廃止。
  • 1963年(昭和38年)2月26日:荷物取り扱い廃止。無人駅となる。
  • 1985年(昭和60年)4月1日:勝田線の廃止に伴い営業廃止。

駅構造

廃止直前では、住宅地の中に単式ホームと簡易な待合所があるのみで、駅の裏は空き地となっていた。現在は志免駅跡まで続く「志免鉄道公園」となっており、勝田線があったことを伝えている。

隣の駅

日本国有鉄道
勝田線
吉塚駅 - 御手洗駅 - 上亀山駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 廃駅

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