アミノエチルピペラジン(Aminoethylpiperazine)は、ピペラジンの誘導体である。エチレンアミンの一つで、1価、2価、3価の3つの窒素原子を持つ。腐食性のある液体で、2度か3度の火傷を引き起こす。また吸入により肺水腫の原因となる。
利用
腐食止め、エポキシ硬化、表面活性化やアスファルトの添加物として用いられる。架橋に使えるアミン基の水素原子が3つしかないため、エポキシ樹脂の硬化剤として用いる場合には、通常、他のアミンと組み合わせて使われる。
関連項目
- ピペラジン
外部リンク
- Catalytic method for the conjoint manufacture of N-aminoethylpiperazine
- Safety MSDS Data
- Safety data sheet
- Data sheet




![{2[(2アミノエチル)アミノ]エチル}[2(ピペラジン1イル)エチル]アミン 化学物質情報 JGLOBAL 科学技術総合](https://jglobal.jst.go.jp/images/chemical/detail/002/780/J278.086K.png)