新庄 直隆(しんじょう なおたか)は、常陸麻生藩の第9代藩主。
生涯
享保元年(1716年)、第8代藩主・新庄直祐の長男として生まれる。享保20年(1735年)11月20日、父の隠居により家督を継ぐ。12月10日に従五位下・越中守に叙位・任官する。
しかし百姓に重税を強いたため、百姓の間で反対運動が起こり、隠居した父・直祐のもとに減税を求めて嘆願する運動を起こされ、寛延元年(1748年)には百姓一揆が起こり、年貢減免要求を受け入れている。宝暦5年(1755年)に隠居し、家督を弟で養子の直侯に譲った。寛政4年(1792年)10月22日に死去した。享年77。
系譜
父母
- 新庄直祐(父)
子女
- 新庄直規(長男)
- 関盛富(次男)
- 佐久間信幸
- 井上政喜(四男)
- 平井豊昌(五男)
- 新庄直温(六男)
- 長尾景郷(八男)
- 末高信実(九男)
- 富松広光(十男)
- 新庄直清室
- 最上郷信室
- 新庄直清室
養子
- 新庄直侯 ー 実弟



